「令和7年度 在宅医療推進研修会」ハイブリッド開催のご案内

令和7年度「在宅医療推進研修会」を開催いたします。

お申込みはこちらからお願いします。

オンライン聴講ご希望の方は、次のフォームにご記入ください。(1/16締切)

オンライン参加申し込みフォームはこちら

鳥歯発第104号

令和7年12月2日

会 員 各 位

一般社団法人 鳥取県歯科医師会

会  長 渡 部 隆 夫 

( 職 印 省 略 )

令和7年度「在宅医療推進研修会」開催について(ご案内)

師走の候 益々ご清祥の御事とお慶び申し上げます。

鳥取県歯科医師会では、標記研修会を開催いたします。

本年は、「地域で求められる歯科医院を目指して」と題して、あやせほりきり中央歯科口腔機能クリニック院長 寺中 智先生にご講演をいただきます。

寺中先生は神奈川歯科大学をご卒業後、東京医科歯科大学大学院高齢者歯科学分野に進まれ、そこで小林賢一氏、水口俊介氏(前高齢者歯科学分野教授)から補綴を、戸原玄氏(摂食嚥下リハビリテーション学分野教授)から摂食嚥下を学ばれました。また、審美歯科、石井歯内療法研修会やSJCDなどのPerio micro surgeryの研修も修了されています。

その後、関東では唯一リハビリテーション科に常勤の歯科医師が在籍する足利赤十字病院リハビリテーション科で副部長まで務められたオールマイティーの歯科医師です。

「高齢社会の進行とともに、歯科医療は『口の健康を守る』から『食べるを守る、全身を支える』へと役割が拡張している。地域医療に根差す歯科医師として、自らの専門性を発揮し、患者の人生を通した医療連携にどう伴走するか」を力説されています。

その実践のため本年2025年には、あやせほりきり中央歯科口腔機能クリニックを開業されました。地域に開業し、訪問歯科診療に関わるようになってから見えてきたのは、情報共有の難しさであり、歯科が地域医療の情報ネットワークに積極的に参画できていない現状であったとのこと。そのため病院歯科での経験を活かし、地域急性期病院と回復期病院、在宅歯科医療との連携を開始。地域医療における街づくりの一端を担うクリニックを目指されています。

今回は、総合病院勤務中に病診連携・診診連携研修会を開催し、地域医療機関(医科と歯科の診療所)と基幹病院との交流を図れたご経験から「医科歯科連携を円滑にするためのポイント」や「患者の人生背景をみつつ、地域で共に伴走する事例」、すぐに実践できるよう「実臨床の現場で生じている『情報の断絶』をいかに埋めるか」「訪問診療時の多職種協働や主治医・ケアマネジャーとの情報共有の仕組みづくり」など具体的にお話しいただきます。

対象者は県内で開業・勤務する歯科医療関係者となっております。つきましては、ご多忙中のこととは存じますが、歯科医師及びスタッフの皆様で受講くださいますようお願い申し上げます。みなさまにご周知いただき、たくさんの方のご参加お待ちしております。

〇演 題:「地域で求められる歯科医院を目指して」

〇日 時:令和8年2月1日(日) 9:30~12:30

〇講 師:あやせほりきり中央歯科口腔機能クリニック

院 長 寺 中 智 先生 

〇会 場:鳥取県西部歯科医師会館

(オンラインのハイブリッド開催) 

講師の寺中先生は、西部歯科医師会館でご講演されますので、

できる限り会場で聴講されますよう、よろしくお願い申し上げます。